本年は何といっても東京オリンピック開催年ですが、皆様、お楽しみでしょうか。
自分の地元でも一つの競技が予定されており、海外からのお客様も増えるかもしれないので、柄にもなく英会話のページなどを眺めてみたりもしていますが、正直なところ、日本がこれだけ世界から注目されるであろうことが、どうも手放しでは喜べないのも本音です。
昨年末、世間を驚かせたのはカルロス・ゴーン氏の出国でしたが、彼はさっそく、日本の刑事・司法の不当性を世界に向けて訴えているようです。彼の明らかな不法行為を肯定するつもりはありませんが、かといって「人質司法」と揶揄される、裁判所、検察の取り調べなど、日本側の行為もいろいろと問題があったのも確かであり、それでいて、私も含めてですが国民がそれに声を上げていなかったことも事実であり、その結果という見方もできるかもしれません。別の問題でも入国管理の拘留者の取り扱いなどにも大きな批判が上がっているところ、この一年、ある意味日本の美しいところだけでなく、そういう暗部も含めて、世界から目が集まるということで、良い意味か悪い意味かはこれからですが、日本という国の見方が大きく変わる年になるかもしれません。自分も、微力ながらできることはないか、考えながらの新年でした。
当ページの扱う「単位換算」というのも、国際交流とは深いかかわりのあるテーマですが、何かこれを機に自分もいろいろと情報を発信できればと思いつつ、今のところ何もアイデアはありません。なにか「こんなことをやってみたら」というようなアイデアがありましたら、ぜひお聞かせいただければ幸いです。
末筆ながら、本年もよろしくお願い申し上げます。