残念ながら、なかなかコロナは収束せず、オミクロン株という不確定要素もある中迎えた新年でしたが、感染拡大局面で迎えた昨年の年越しに比べれば、少しは先の見えてきた感もあります。まだまだ気を抜けませんが、皆様のご健勝を改めてお祈り申し上げます。
昨年を振り返りますと、コロナの中迎えたオリンピックが何よりも大きなイベントだったと思います。参加した選手の皆さまからはSNSなどでおおむね好評をいただいたとは思いますし、無観客というおそらくは苦渋の決断もあり感染対策も全体としては大きな不備があったとは思わないですが、懸念された水質の問題や酷暑の問題は予想通り選手の方々からも指摘のあったところで、なにより、開催決定と感染拡大とが同時期になったことなどを考えると、この振り返りはいずれ必要でしょう。むしろ、現時点ではまだ冷静な判断ができる環境ではないとは思いますが、願わくば今後のためにきちんとした「反省」がなされることを願っています。
新年の願い、というわけでもないですが、願うならもちろん何よりもコロナの収束です。次々と現れる変異株など、特に医療関係者のご苦労は想像を絶すると思いますが、その苦労に報いるなんらかの具体的な施策などがあることを願って止みません。皆様の努力で日本の感染が抑えられていることは全く疑いはなく、一国民としてあらためて感謝を申し上げたいと思います。
末筆ながら、本年もよろしくお願い申し上げます。